ローリング・ストーンズ日本武道館公演

日本武道館で、ローリング・ストーンズ日本公演初日を観てきました。

先日のストーンズイベントで、“今のストーンズはヘボヘボ”とか、“観に行ったって面白いわけがない”、と、さんざん聞かされてテンションが落ちてたうえに、チケットは手に入らない。そして、“どうでもいいや”発言。なのにどういうワケか、ボクのところにチケットが転がり込んで(Rolling)来たと。

ストーンズのライブ観るのも9回目だし、ってことで、若干醒めた気持ちで武道館へ。

ところが、さすがに武道館正面口に「Rolling Stones」の垂れ幕が掛かってるのを見たら、グッと来るものがありましたね。ほんとにストーンズが武道館のステージに立つんだ、ということを、初めて実感したというか。

17時ちょっと前に会場に着いたんだけど、ちょうどリハーサルの真っ最中で、何の曲演ってんのかなぁ?と思って聴こうとした矢先に、リハ終了。明後日以降、リハーサルもチェックしたい人は、3時間前くらいには行ってたほうがいいかもね。

ほぼ定刻どおりに開場したにも関わらず、開演時間はおしまくり。36分経過したころ、“まもなく開演”のアナウンス。場内は悲鳴に近い歓声が飛び交う。そして19時40分にメンバー登場。

オープニングは、誰でも知ってる「アノ曲」でした。いきなりキースの「両手ぶらり奏法」炸裂。“うわぁ、ほんとにストーンズが武道館のステージに立ってるよ”なんてことを、何十回も頭の中で叫んでた。

一曲目こそ超有名曲だったけど、前半はわりとシングルヒットは控え目な選曲でしたね。ドーム公演とは内容を半分変える、なんて聞いてたけど、まさに通好みなセットリストだったというか。

それにしても、武道館がこんなに小さく感じたの、初めてだよ。ただただ、目の前の光景が現実だと信じられなくて、二時間金縛り。これ大袈裟じゃなくて、ほんとマジで歴史的なコンサートだった思う。

行ってよかった。行かなかったら、一生後悔してただろうな。この感動と興奮は、横浜アリーナや東京ドームじゃ味わえないと思うよ。悪いけど。

まさに「歴史を目撃した」とは、このことだと思う。

今日の武道館周辺の様子。