にわかストーンズファンのオレが書きますよ



東京ドームにてローリング・ストーンズ来日公演二日目。

ストーンズのライブを観るのは、今日で12回目。来日も回数を重ねてくると正直有り難味も薄れてくるワケで、今回は前売りチケットさえ買ってない有様。前回、武道館&横浜アリーナで観ちゃったし、ということもあって、それほどのドキドキ感もないまま東京ドームへ。しかし、そんな僕の失礼極まり無い心構えが見事に打ち砕かれることになろうとは...。

当日券売り場は長蛇の列で、約30分並んでやっと購入。ステージからものすご〜く遠い席。今まで観たストーンズライブの中ではダントツに後ろの席。前座のRichie Kotzen Bandが終わってからさらに45分くらい待たされて、ようやくストーンズ登場。最初こそぼんやり観てたけど、ロン・ウッドのギターがやたらいい音してて、“あら!?”なんて思ってるうちに二曲目の「It's Only Rock'n Roll」。キースのピッキングの気合具合が尋常じゃないキレで、もうすっかりステージに吸い込まれてしまった。

キースが歌う「Happy」は何度か生で聴いたことあったけど、今回はテレキャスター・カスタム弾きながらだったんだよ!。もう、すげぇ絵になる。あのギター弾いてる姿が見れただけで行った甲斐があった。

本編中盤の「Miss You」から数曲、ホームベース辺りに設置されたBステージに移動するんだけど、最初てっきり歩いて移動すんのかと思ってたら、ステージごとスライドしちゃうんだよね。ドラムセット台もろとも。で、そのBステでの演奏がまた凄くて。ストーンズライブはBステ近辺が一番オイシイかも。ここで演奏してる間、大型スクリーンには何も映しだされないので、アリーナ前方の席の人は完全に置いてかれちゃってる感じで気の毒だった。当然ながらBステ前は狂乱状態。

アンコール最後の花火がショボかったのは、おとといの“「滝沢演舞城」ぼや騒ぎ”が影響してたのか?

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観る前の気持ちとは裏腹に、途中何度も武道館の時に味わったようなゾクゾクする瞬間があった。スタジアムライブならではの醍醐味も加わって、満足度の非常に高い内容でしたね。東京ドームで観るのは10回目だけど、今回がベストだったかも。

行くの迷ってる埼玉、札幌、名古屋の皆さん、ボヤボヤしてる場合じゃないみたいですよ。

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セットリスト

The Rolling Stones 2006/03/24 Tokyo Dome

01. Start Me Up
02. It's Only Rock'n Roll
03. Oh No Not You Again
04. Bitch
05. Tumblin' Dice
06. Worried About You
07. Ain't Too Proud To Beg
08. Midnight Rambler
09. Gimmie Shelter
10. This Place Is Empty
11. Happy
12. Miss You
13. Rough Justice
14. You Got Me Rocking
15. Honky Tonk Woman
16. Sympathy For The Devil
17. Jumping Jack Flash
18. Brown Sugar

アンコール

19. You Can't Always Get What You Want
20. Satisfaction