「アーモンドクロワッサン計画」

再会国内の48グループが現在行っている劇場公演の全演目を観ることができた。

感想としては、ウェイティング公演のような、ある意味“寄せ集め”のセットリストよりも、劇場公演用に書き下ろされたひとつの塊としての演目のほうが、“劇場公演を観た”感が強いですね。たとえそれが“お下がり公演”だったとしても。

それだけに、来月から行われる予定のSKE48の新演目が“お下がり公演”とは言え、劇場公演用に書き下ろされた演目から選ばれるセレクション方式になったのは英断だと思う。

ウェイティング公演って、最初に観た時は、“ウォー!”とか“そう来たか!”みたいに盛り上がったけど、所詮“寄せ集め”だから、回を重ねて公演として育てていく醍醐味みたいなものに欠ける、というか。劇場公演用の演目は、たとえ“お下がり公演”でも、ちゃんとそのチームの演目として育っていってるように思う。

ということを感じさせてくれたチームのひとつ、NMB48チームBIIが現在行っている公演のアンコールで披露している「アーモンドクロワッサン計画」について。

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NMB48の1stアルバム『てっぺんとったんで!』に収録されている、チームBII初のオリジナル曲。

リズムパターンが「You Can't Hurry Love」の例のアレで、サビのコード進行が、C→Cmaj7/B→C7/B♭という下降型クリシェ、最後に半音上に転調するという、いかにも秋元Pが好きそうな構造。僕も過去にこれで何曲も作ったことあるくらい好きなパターン。悪かろうハズがない。

歌詞、メロディー、アレンジ、全てがチームBIIのフレッシュさにマッチしてて、とてもかわいい仕上がりだ。公演で披露する際は、この曲の前に日替わりのショートコントがあるので、これも必見。

是非、“騙されたと思って食べてみてください!”

当ブログはチームBIIを応援しています。