「狼とプライド」

もうすぐ6期生が入ってくるというこの時期に何を今更という感じだが、SKEの5期生が逸材揃いすぎて辛い。

6期生はこの強豪揃いである5期生中心で構成されている研究生チームに合流し、正規メンバー昇格を目指すことになるのか。

まだお披露目すらされていない6期生の心情を親心のような気持ちで心配しつつ、今回も引き続きSKE48の楽曲から「狼とプライド」について。

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チームS 3rd Stage「制服の芽」で歌われている公演曲。

オリジナルは森&矢神ペアによる歌唱だが、僕が最初に聴いたのは森卒業後の、木崎&矢神ペアバージョン。

どことなく90'sアイドルポップスにありがちな雰囲気を持っていたこともあって、初めて聴いた瞬間からどツボにはまった。しかし最大のポイントはBメロの、俗に言う“Be My Baby進行”だろう。

ロネッツ「Be My Baby」の“♪So won't you say you love me〜”の部分と“♪子供扱い〜”の部分のコード進行がほぼシンクロするわけだが、この、I→III7(キーがCならC→E7)という流れが、僕は昔から大好物なのです。

“「Be My Baby」もの”といえば、イントロのあの印象的なリズムパターンを引用した曲を思い浮かべがちだけど、こういった隠し味的に使われることも多いのです。

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とかなんとか言いつつ白状してしまえば、やっぱもうこれは、ゆりあとくーみんの魅力に尽きる。このシンメトリックな振り付けはなんですか!。天使以外の何者でもないでしょう!

もうすぐくーみんは卒業してしまうので、このペアが見れるのはあと僅か。迷ってないでSKE48劇場へ急ごう。