曾我泰久『LIVE! LIVE! LIVE!』

kzroom

原宿アストロホール 2011/04/09 昼公演 14:01〜15:51、夜公演 18:35〜20:46
Vo&G:曾我泰久、Dr&Cho:衛藤浩一、B&Cho:斎藤誠、Key:荒川泰、Sax&Flute:中島薫

東京におけるホームグラウンドであるアストロホールでのレギュラーメンバーによるソロライブとしては約2年ぶり。今回は昨年10月のスペシャルライブ同様に、4リズム+サックスという編成。

長年ライブのサポートをしてきたギターの吉井さん不在によるサウンドの変化は果たしてどうなるのか?、が事前の最大の関心事だったが、それも含めて気付いた点を、曲毎に簡単にまとめてみた。

  • YES! YES!! YES!!!
    シンセのパートにサックスが乗っかりサウンドが分厚くなった。これはかなりアリかも。続く「LET'S GET TOGETHER」も同様。この曲でやっちんがギターソロを弾いたのは初めて聴いた。夜公演のダブルアンコールで演奏された時のみ、Bメロの“♪そんなことにとまどい〜”を衛藤さんが歌い、さらに2コーラス目のみ“♪いやなことに背を向けて〜”で、その上にやっちんがハモりを被せるという、驚きの展開。この瞬間が僕的には最大のハイライトだった。珍しいもの聴いた。
  • One more kiss you!
    サックスが『Soga』に収録されてたバージョンのフレーズを忠実に再現してて、今までのライブにはなかった華やかさが加わった印象。
  • 秘密
    昨年10月のスペシャルライブで披露した山下達郎風というかカーティス・メイフィールド風というか、あのアレンジではなくて、それ以前からライブで演奏してた通常のスタイルで演奏されたが、例のアレンジを衛藤さんのドラムで聴いてみたかった、という思いは正直ある。衛藤さんて青山純さんのファンなんだよね。
  • 君がわからない
    新曲。結構大胆にリズムトラックを同期させてましたね。やっちん曰く“「流されて」風”。今後自分のCDに入るか他人に提供するかは未定らしい。東方神起かJ事務所あたりか?なんて話しもあったが、義男さんが関ジャニに曲提供してたりするだけに、まんざらでもない。個人的には鈴木雅之さんが歌ったら合いそうだな、と思った。
  • The Swinging in The Rain
    テンポを落としてサックスが入って、より一層ジャズテイストが増した印象。ランニングベースがかっこいい。
  • 約束の場所で
    “♪空に撒き散らして〜”でコーラスが被ってこないので、あぁ、吉井さんがいないんだな、と改めて思いだす。
  • ハダカノココロ
    イントロのツインリードパートはギターとサックス。「Please Believe Me」の間奏、「Round & Around」のイントロも同様。2コーラス目のAメロがギターレスになるが、他のパートとのメリハリが効いてて良い効果を生んでた。
  • Please Believe Me
    “♪時計を回すのさ〜”のところで右手をグルグル回すアクションをしながら、左手のハンマリングのみでコードを鳴らす、という技がありましたね。ここは見せ場なので注目ですよ>おねえさん達。僕はこれ初めて見た気がするが、以前にもやったことあるの?。
  • Stand Alone
    歌が始まるとギターレスになりコード楽器がキーボードのみになるため、サウンドが薄くなってしまうのは仕方ないが、吉井さん不在を一番強く感じたのはこの瞬間だった。

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セットリスト

01.YES! YES!! YES!!!
02.LET'S GET TOGETHER
03.僕の月面計画
04.One more kiss you!
05.秘密
06.君がわからない
07.The Swinging in The Rain
08.星のファンタジー
09.春風を誘うから
10.約束の場所で
11.ハダカノココロ
12.Please Believe Me
13.Up Beat
14.Stand Alone
15.OVER THE BLUE

アンコール1

16.こんな時ぼくに何が出来るかな
17.愛を育てよう
18.Round & Around

アンコール2(夜公演のみ)

19.YES! YES!! YES!!!