Olivia Newton-John『Come On Over』
松田聖子『ユートピア』
NHK総合「SONGS」松田聖子の回の再放送を観てたら、次回予告でオリビア・ニュートン・ジョンの映像が流れてきて、聖子とオリビアと言えば・・・と、思い出したのがこの二枚。
僕の周りだけのことだったのかもしれないけど、70年代に小学生だった洋楽好きの男の子は、“オリビア・ニュートン・ジョン派”と“リンダ・ロンシュタット派”に別れていた。とは言ってもさすがに小学生なので、洋楽聴いてるのはクラスに2〜3人しかいないから、“C組の吉田はリンダ好きらしいよ”みたいな噂話が流れたりなんかして、数少ない“リンダ派”は、話したこともない“C組の吉田君”にシンパシーを感じつつ、悶々と過ごしていたのでありました。
で、僕はどっち派だったのかと言うとどっちでもなくて、当時フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスの大ファンだったので、中立的な立場でしたね。可愛かったんだよなぁ、スティーヴィー・ニックス。
松田聖子の夏のアルバムとしては『Pineapple』を推す人が多いが、この『ユートピア』も甲乙つけがたい名盤。収録曲の「マイアミ午前5時」、「セイシェルの夕陽」は、今でもコンサートで歌われることが多いですね。この時代の聖子はリアルタイムで浴びるように聴いてたから個人的なエピソードも山ほどあって、こういう“思い出し記事”を書く時に、ネタとして非常に重宝するのでありました。
『ユートピア』発売時の話はまたの機会に。