The Paisleys -Virgin Flight-(曾我泰久、他)

表参道FAB 2009/11/23 昼公演 14:35〜16:50、夜公演 18:34〜21:13
The Paisleys:曾我泰久(Vo,G,Key)、風祭東(Vo,B,G,Key)、大島賢治(Vo,Dr)
Support Musician:西村純(Key)、DJ GARLIC(DJ)

構想○年のサイケデリックバンド、The Paisleysのファーストライブ。“サイケデリック”とは言うものの、予想通りのパワーポップ全開で、超ツボなサウンドでした。

風祭さんがサウスポーなので、やっちんとギターのネックがシンメトリックになり、見た目的にもかっこいいったらないですね。それにしても、リッケンバッカーベースのピック弾きサウンドは、やっちんとの相性が抜群でした。特にハイポジションに行った時なんて、悶絶モンでしたよ。一番勢いがあった頃のウイングスのあの感じというか。

あと特筆すべきは大島さんのボーカル。大島さんはハイロウズ時代に何度かライブで見たことあるんだけど*1、こんなにいいボーカリストだったとは!特に声質がタイプですね。大島さんがメンバーになったことで3声でのコーラスもバッチリだし。ソングライターとしても非凡な才能を持ってるし(今回大島さんがボーカルを取った曲は全て大島さんの作曲)。今後は大島さんの個々の活動も追っていきたいと思う。

バッドフィンガーのカバーをやる、とは聞いてたけど、まさか「No Matter What」だけはないだろうな、と思ってたので、あのイントロのリフを聴いた瞬間は気絶するかと思いましたよ。あれは、マジで歴史的瞬間だったと思う。

セットリスト

01.約束の場所で
02.THE VOID
03.HI! HI! HI!
04.半熟の月
05.地球に落ちた種
06.ON YOU ON GET
07.SLEEPERS
08.This Boy
09.愛はひらめきの中に
10.Sarah
11.こんな日に・・・
12.Another World
13.Sarasvati
14.KISSしたい
15.45RPM ヨンジュウゴカイテン
16.21st Century

アンコール1

17.気になる女の子(That's The Way A Woman Is)
18.ロックンロール天国!?
19.No Matter What

アンコール2(夜公演のみ)

20.約束の場所で

*1:1996年にピストルズ来日公演のオープニングアクトで出演した時の演奏は最高でしたね。