kzroom2005-12-18

今年はブライアンの来日で始まってブライアンのクリスマスアルバムで終わるという、ファンにはたまらない一年になりましたね、なんてことを書いたが、最後になって大ドンデン返し(死語)というか、ありえないCDセットがリリースされました。それがこのQlair『Archives』。
なんといっても目玉なのは、オケ録りまで行われていながら歌入れされず行方不明になっていたマルチテープが12年ぶりに発見されて、奇跡のボーカルセッションが行われ完成した、「永遠の少年」。
この曲は、作曲者の片寄明人氏によって「ブライアン・スペクター」という仮タイトルが付けられ、知る人ぞ知る幻の曲として語り継がれていたもの。それが遂に日の目を見たワケです。
片寄氏のビーチ・ボーイズ好きは、今さら説明の必要もないでしょう。ダリアン・サハナジャとの交流も有名ですね。
余談だが、1999年のブライアン・ウィルソン来日時、ブライアン御一行が宿泊してた某ホテルのロビーで片寄さん見かけましたねぇ〜。何やってたんだろう?
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結局最後はブライアンがらみ(ブライアンは関わってないが)の曲で終わった一年、ということか。それ抜きにしても、この『Archives』はとても素晴らしい内容なので、年末年始のお供に是非どうぞ。