Qlair『Archives』

Qlair『Archives』

昨日買ったQlair『Archives』(CD3枚+DVD1枚)を、一晩かけていっきに消化。

いやぁもう、完璧ですねQlair。12年ぶりのレコーディングとなった「永遠の少年」も、それまでの流れで続けて聴いてもまるで違和感ない。

熱心なファンの間では“ブライアン・スペクター”という仮タイトルで、幻の未発表曲として存在だけは確認されていた「永遠の少年」。仮タイトルがあまりにアレなんで妄想で頭がパンパンになりつつ聴いたが、正直言ってブライアンっぽさやスペクターっぽさはあまり感じなかったですね。だからといって悪いワケでは決してなく、これはこれで十分名曲です。あえて例えるならば、「デイドリームビリーバー」+「話しかけたかった」といった感じ。そう訊いただけで、名曲オーラがビンビン感じ取れる方は、絶対買いだと思う。

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Qlairを含む乙女塾関連は、ある時期(瀬能あづさのCoCo脱退あたりくらいか?)までは全部買ってたんだけど、いつの間にかファンをフェイドアウトしてしまったような感じだった。なので、Qlairも後半は買ってないんだよね。今こうして再発という形で全作品を聴くことができたワケだが、ほんのちょっとでも、あの時リアルタイムで体験しててホント良かったと思う。ただ残念なのは、CoCoとribbonは何度かコンサートで観たことあるんだけど、Qlairは一度も生で観てないんだよね。しかも、「乙女塾祭り」のチケット持ってたのに、家庭の事情で行けなくなった、なんてこともあったっけ。

同年発売だったフリッパーズの『ヘッド博士』と、Qlairの『Les Filles』を交互に聴いてたあの頃。個人的にとても重い出来事があったので、この二枚を聴くと今でもいろいろ思い出すことがあるけど、ここに書くようなことではないので割愛。

年内はこれがヘビロテになる予感。