手に入れる手間と愛着度は比例するものではないけれど...

また鈴木茜のDVD購入。これで4枚目。あと1枚でコンプ。ところが来週新作が発売になるので、コンプはもうちょっと先。

なんで一度に全部買わないかというと、CDでもDVDでもそうなんだけど、まとめ買いして帰宅した後って、とりあえず一番聴きたい(観たい)モノから聴く(観る)じゃないですか。そうすると残りの後回しにされた分は、“そのうち聴こう(観よう)”とは思うものの、結局忘れ去られて未開封のまま部屋の隅に積まれたっきり、ということが非常に多いんですよ。ボクの場合。だからあえて少しづつしか買わないようにしてるのです。“今買わなければもう手に入らないかもしれない”というケースを除いて(特にブートやレアもの)。

そうすると、“まとめ買いした中の1枚”ではなく、“厳選した1枚”になるので、必然的に1枚1枚に対して愛着もでてくるし、何よりも“ラックの肥やし”が減っていいことずくめ。

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ネット配信の登場のおかげで音源を手に入れる手間が飛躍的に向上し、それはそれでいい面もあるんだろうけど、そんな方法で手に入れて、果たして愛着が持てるのかなぁ?なんて気がしてボクはいまだに未経験。

大滝詠一さんの以下の発言がそのものズバリでした。

ファイル交換などで簡単に入手した音楽に限って、聴かれている回数は少ないと思いますよ。昔はレコードがすり切れてB面が出てくるくらい、繰り返し聴いて愛着を持ったものですよね。簡単に手に入るとなると、何にも興味がわかず、愛着が持てない人間になってしまう。