80'sアイドルヲタとハロプロヲタ

書こうと思いつつ時期を逃してしまい、すっかり今さら感の漂う話題ですが、ついに、真鍋ちえみ『不思議・少女』がCD化されるようですね。

なんでも、YMO関連の歌謡曲仕事CD化シリーズの一環、ということのようですが、このアルバム、ボクにとっては事実上、清水信之のソロアルバムのようなものでして。彼の仕事としては、徳丸純子「青のないパレット」と並ぶ、80年代の愛聴盤でありました。

清水信之といっても、一般的には“平松愛理のダンナ(現在別居中)”といった程度の印象かもしれないけど、80'sアイドルヲタにとっては、ハロプロヲタにおける永井ルイ的なポジションだったりします(そうか?)。そういった意味じゃ、“早過ぎた永井ルイ”というボクの説も、当たらずも遠からず、といったところでしょ?。そんな説、今初めて書いたけど。

清水さんは十代にして、長戸大幸ゴーストライターを務めていたという、早熟な天才&マルチプレイヤーで、真鍋ちえみ『不思議・少女』に関しても、細野晴臣さんがインタビュー(何で読んだか忘れた)で、“アレはノブに任せた”と語っていたとおり、現場での信頼度も高く複数の楽器がこなせたので、とても重宝されていたとか。

そんな清水さんのライブというのを、一度観たことがありましてですね。1985年の末頃に、池袋のサンシャインで行われたヤマハ楽器フェア「X-DAY」にて、清水さんのフリーライブがあったのですよ。で、その時にボーカルを務めてたのが亀井登志夫さんで。ハロプロヲタにとっては(こればっか)、永井ルイと高橋論一が共演するようなものでさ。

亀井登志夫さんといえば、ボクのオールタイムフェイバリット曲、村田恵里「オペラグラスの中でだけ」を作曲したというだけで、好きな作曲家ベスト10人に入る憧れの存在だったりします。

で、その時のライブのことを書き出すと、また長くなりそうなので、本日はこのへんにしときます。