J・マスシス+ザ・フォグ東京公演二日目@ 新宿リキッドルーム(オープニング:ブラッドサースティ・ブッチャーズ)

新宿リキッドルームで、J・マスシス+ザ・フォグ東京公演二日目を観てきました。

リキッドルームってところはビルの7階にあるのだが、他の多くのライブハウス同様、一般客は入退場にエレベーターの使用が許されていない。体力落ちまくりの身としては、階段で7階はしんどい。オールスタンディングで2時間以上のライブの前に、既にヘトヘト。虚弱体質ロックファンにとっては、酷な会場であります。

体力は無いけど轟音好きなボクにとって、オープニング・アクトで登場したブラッドサースティ・ブッチャーズは、なかなかの特効薬でした。元:ナンバーガール田渕ひさ子が正式加入して、轟音も3割増し(らしい)。

久しぶりに生で観た田渕さんは、あいかわらずカッコ良かったですね。ナンバガ時代はステージ向かって右側が彼女の定位置だったけど、ブッチャーズにおいては、なんとセンターポジションでした。実際は小柄なんだけど、堂々とした佇まいのせいかステージでは大きく見える、その存在感。弟子にしてください、って感じ。

昨日クアトロで観たJ・マスシスよりも、ブッチャーズのが音でかいんじゃないか?とか思ってたら、今夜のJさんは、更にその上をいってましたね。ただ、音はでかいけどちゃんとメロディーラインが聴き取れるのが、J・マスシスの凄いところ。サウンドはハードだけど、ほんとキレイなメロディー作る人なんだよね。

演奏された曲は昨日とほぼ一緒だったけど、曲順は随分と変えてましたね。今日のほうが、「煽りモード仕様」の並びだったかな。

さすがに帰宅した今も、まだ耳鳴りが止まらないです。でも、気持ちのいい耳鳴りだよ。