2000年10月(旧サイトより移行)

●10月3日(火)

何気なく口から出たメロディが、いつのまにか別の曲になってることがよくあります。過去、個人的に一番ヒットだったのが、麻原彰晃の“♪ワータシハーヤッテナイー、ケーッパクダー”ってヤツが、小泉今日子の「木枯らしに抱かれて」になってしまうパターン。これ、出だしのメロディーが2曲とも同じなんだよね。で、「木枯らしに抱かれて」って、ニック・カーショウの「リドル」とイントロが同じだから、ニック~麻原~キョンキョンという、壮絶なメドレーができあがってしまうのです。これに気付いた時は、妙にウレシかったんだけど...。そんな経験ないですか?ないですね。

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生産が追いつかないらしい、グリコの「ムースポッキー」を買ってみました。2種類あったから両方買ったんだけど、個人的には通常のヤツ(WHITEじゃない方)が好みかな。人気あるだけあって、やっぱウマイっすね、コレ。CMキャラクターのモー娘を思い浮かべて食べると、さらにイイかも。誰が頭に浮かんでくるかっていったら、やっぱナッチかな、この味は。決してゴマキじゃないだろう。ましてや保田でもない。なんてこと考えて食べてるボクは、くどいようだがモー娘ファンじゃありません(素直じゃないね)。



●10月5日(木)

早くも来年のカレンダーが出まわり始めました。この時期に決ってすることは、書店でのカレンダーチェック。とは言っても、買うワケじゃないんだけどね。そう言えば、ボクの部屋には、もう何年も前からカレンダーがありません。今日が何日かわからなくなることもよくあります。やっぱり買ったほうがイイのかな、フカキョン・カレンダー(と、無理矢理理由を見つけてみる)。

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話題に統一性がなくて、ほんとに音楽サイトかい、ここ?なんて思ってたけど、先日放送されたモノマネ番組を見て、少しだけ胸を撫でおろしました。“ボヤッキーペッパー警部”とか、“トルシエ監督でエマニエル夫人”だもん。脈略のない人って、沢山いるんですね。安心しました。

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ムースポッキー、まだ品薄ですね。見つけ次第買ってるけど、こんなことしてたらポッキー太りしそう。太ってもいいですか?(誰に言ってるんだ?)。



●10月6日(金)

リマスターされた、ブライアン・ウィルソンのファースト・ソロを、今頃買ってきました。レコ屋に行く時間がまるでなくて、こんなに遅れてしまったと。平均睡眠時間が2時間のボクには、レコ屋がとても遠く感じます。輪郭がクッキリした音像を聴きながらウトウトしつつも、ボーナストラックの方が多いクレジットを見て、ハッと目が冴えてみたり。ごめんよ、ブライアン。後でジックリと聴き直すことにします。

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こんなモノが知らないうちにリリースされていて、レコ屋チェックはマメにしないと、と、つくづく思ったのが、ダイナソーJRの『BBC Session』。クレジットを見たら、去年のリリースじゃないの!だめだなオレ、情報収集力無さすぎ。そんなダメなボクを慰めてくれる、この爆音ギター!やめられませんな。で、ナント!、そのダイナソーJRのフロントマンだった、“無気力大王”こと、J・マスシスが、新作のプロモーションで来日するのだ!しかも、インストア・ライブ&サイン会までやっちゃうんだと!。10月19日は渋谷HMVに集合だ!

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ドラクエⅦをやっと購入しました。ついでにプレステ2も一緒に。これでDVDも見れると。しかし、まだ箱から出してません。ゲームなどやる時間はとても無いのに、ドラクエなんて買っちゃって....。年内クリアを目指しますんで、応援よろしく。とりあえず今夜はセッティングまでかな。



●10月7日(土)

この週末は、立て続けに2本、矢井田瞳のTVパフォーマンスを見ることができたワケだけど、正直なところ、“結構イイじゃん”って感じ。TVで見る限り、“林檎っぽさ”なんて全然感じないし、ちゃんと差別化されてるなと思う。発声法とかは、アラニス・モリセットに近いかも?なんてところもあるけど、時折聞かせる地声がクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)に似てて、ちょっとドキッとしました。ボク、クリッシーの声大好きなんだよね。それよりも一番感じたのは、きっと彼女、ヨーデル歌ったら上手いんだろうなぁ、なんてことですかね。ちなみに、“矢井田”とは、“ダイヤ”を逆にしただけらしい。

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ケータイでのメール打ちにもすっかり馴れたどころか、歩きながらのブラインドタッチまでできるほどになりました。ここの文章も、移動中にケータイで打つことがあるくらいです。そのへんの女子高生には負ないぜ!、って、イバッてみても、なんの自慢にもなりませんが。

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“女子高生”といえば、“田代まさし”。アノ事件に関する報道で、個人的に一番ウケたのは、報知新聞の、“これでお茶の間からもランナウェイ”というヤツ。やるじゃん、報知。これでほんとにさよならできるのかな、マーシー



●10月9日(月)

最初はとっつきにくいけど、ある瞬間“わかった!”と、急に目の前が明るくなることがあります。ビーチ・ボーイズの『ペットサウンズ』や、フリッパーズ・ギターの『ヘッド博士の世界塔』などは、そうやって“わかって”きたものの代表です。最近そんな感覚を覚えたのが、浜崎あゆみなんだけど...。なんとなくだけど、彼女が売れてる理由ってものがわかってきたような気がする。それとも、知らず知らずのうちに耳に入ってくる彼女の声に洗脳されてしまったのか?以前は、聞くだけでイヤだったのに、今は、気がついたら自分で歌ってたりする。これって、AVEX松浦氏の思惑にまんまとハマッてることになるのかな?、なーんてことを『SMAP×SMAP』を見ながら思っていたら、突然本物のジェームズ・ブラウンが出てきたから、慌ててビデオのRECボタンを押しました。

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本日は、東京ドームの『新日本プロレス』や、西武ドームの松坂クン登板試合とか、いろいろお誘いを受けてたんだけど、全部パス。もう体力の限界ですよ。昨日も食事に誘われて、横浜中華街まで出かけて、結局帰ったのは朝四時。すぐ寝ればいいものを、プレステのスイッチオン。フラフラでドラクエをプレイ。体育の日とは程遠い一日でした。



●10月11日(水)

ロックファンならば誰でも一度は想像してみる“夢のバンド”。ギターは〇〇で、ベースは〇〇で・・・、みたいなやつね。ボクはというと、その時々によってメンバーが違うんだが、ドラムだけは、ずーっとキース・ムーンが固定メンバーです。The Who の曲を聴く時っていうのは、彼のドラムが聴きたい時、って言ってもいいくらい。メチャクチャなキャラクターも大好き。で、日本人のドラマーでは誰が好きかって言ったら、最近はもっぱら、元ブランキー・ジェット・シティ中村達也。意外ですかね?ところで、ボクも昔ドラムをかじったことがあるんだけど、友達からは、“ケンちゃんドラム”なんて言われました。ケンちゃんとは、あの天才子役と言われた、宮脇康之のことなんだけどね。なぜ、“ケンちゃんドラム”なのかは置いといて、ボクがその後ドラマーの道を諦めるには十分すぎるほどの“賛辞”でしたね。あぁ~、キース・ムーンになりたかったよ。

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あれほど楽しみにしていた「畑山隆則VS坂本博之」戦は、結局ビデオ観戦。めちゃくちゃ名勝負でしたね。畑山クン、見直したなぁ(エラそう)。



●10月13日(金)

ロック・ポップスの歴史の中で、発売されずにオクラ入りしてしまったアルバムは数知れず。その筆頭といえば、ビーチ・ボーイズの『Smile』でしょう。で、ボク的に、『Smile』と同じくらい“マボロシ度”が高いアルバムに、バッドフィンガーの『Head First』というのがあります。以前、米Rhino から発売されたベスト盤に数曲収録されていたり、ブートレッグによっておおまかな形で聴けたりと、まるで『Smile』と同じような運命を辿っていました。が、しかし!、遂にオフィシャル盤で『Head First』を聴ける日が、間もなくやってくるらしい!これは大事件ですよ。来週は、J・マスシスに会えるということで既に舞い上がってるボクに、更なる追い討ち。浜崎あゆみがどうした、とか言ってるあいだに、世の中は動いていたのですね(意味不明)。

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有名人になったとたん親戚が増える、とはよく聞くけど、吉澤ひとみモーニング娘。)と高橋尚子(女子マラソン)の件もそのひとつ。なんか強引な報道だよな。遠縁すぎて、ちょっとムリがあるよ。ちなみに、ボクの母親の弟の奥さんの弟の息子が、元ジャニーズ所属だったらしい。これって、親戚なの?。会ったこともないけど。誰でも、ムリヤリ家系を辿っていけば、タレントの一人や二人にぶつかりそうな気がするんだけどね。アナタの遠~い親戚自慢、大募集中です。



●10月15日(日)

田代まさしって、よくよく考えてみたら、“ウリ”の無いタレントだったよな。スタートはミュージシャンだったけど、今はただの“便利屋”っつーか。きっと、鈴木雅之を見てて歯がゆく思ってたのかもね。ソロ・シンガーとしての代表作品が、「新島の伝説」というのがなんとも...。あれは、オスマン・サンコンの「アフリカの女」と同じく、秋元康の “仕事選びませんシリーズ” のひとつだしね。秋元さんにとっては、“こんなこともやってます” 的な曲でも、田代にとっては代表作。二人の才能の差が、こんなところにも表れてるよな、なんて思ってるボクの代表作はこのサイトです。ハズカシくて友達に教えることすらできないこのサイト。“ミニスカ隠し撮り” をするような心境で、コソコソ文章打ってます。



●10月17日(火)

あさってのインストア・ライブの整理券をGETするため、HMV渋谷店で、J・マスシス+ザ・フォグ『モア・ライト』購入。既に整理Noは100番を超えていて、当日は大混雑必至。なんたって、アノ、Jがギター一本で歌う姿が目の前で見れるんだからね。なんて思いながら、さっきネットで情報収集してたら、明日は新宿のタワー・レコードでもミニ・ライブがあるらしいじゃないの!これは二日間とも行くしかないな。で、問題の新作なんだけど、これがもう痛快すぎるくらい、ダイナソーJRとなにも変わってないんだな。日本盤の帯に記してある、“轟音ギターに泣きのメロディ、マスシス節炸裂の超強力盤!”に偽りナシ。本年度のマイベスト1候補の筆頭作っつーか、もう決定だな、コレに。

ダイナソーJRなんて言っても、ここを見てる皆さんには馴染みが少ないかもしれないけど、J・マスシス(ダイナソーJR)、カート・コバーンニルヴァーナ)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)の3人は、ボクの大々アイドル(オルタナ編?)なんだな。アイドルは深キョンモー娘。(やっぱりファンなのか?)だけじゃないのさ。