1999年11月(旧サイトより移行)

●11月1日(月)

kzroom 早くも「2000年問題」による障害が身の回りで発生して頭が痛いです。それは、未だに半袖で遊びまわってたツケが“風邪”となってボクの身に降りかかり、そこから発生している頭痛とはまた違うようです。今月はイベントも目白押しなんで、体調には注意しないとね。

今のところ、今月見るライブの予定は、松本隆トライセラトップスエリック・クラプトンエルヴィス・プレスリー(生バンド+映像)、イングヴェイ・マルムスティーンと、相変わらず繋がりのないランナップ。あと、3日に代々木で“嵐”のデビューイベントがあるんだけど・・・。誰か一緒に行ってくれる人がいれば喜んで行くんだけどね。

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ボクは音楽の話なら、小学生から60歳くらいの人まで、話を合わせられるという特技(?)があります。しかし、これが災いしてヘンなヤツと思われることも多いのです。でもそれはねぇ、.........当たってるカモ。ずーっと、こんな調子で音楽聴いてきたもんで。

一生変らないだろうね、これだけは。


●11月2日(火)

ちょっとした“ヤなこと”があって、今日はキーボード触りたくねーなー、とか思ってたんだけど、「Message From Hikki」の怒涛の書き込みを読んだら、とたんに更新意欲が湧いてきた単純なヤツです。今更だけど、やはり彼女はボクのような単細胞の遥かずーっと向こうを走ってるようで。参ったねホント。ひざまづいちゃうよ、もう。彼女の方がずーっと年下なんだけど、教えられることが多すぎるんだよな、これが。

とか言いつつも、“ジャニネタ”連発です。“もういい加減にしろ!”との声が聞こえてきそうだけど、「少年隊夢」見たら書かずにはいられんのよ。今日は最後に、「Can't Take My Eyes Off Of You」と、「Dancing Queen」のメドレーを歌ったんだけど、オリジナルの紹介として、フランキー・ヴァリの映像(エド・サリバン・ショーのやつ)が流れたと思ったら、少年隊バージョンの映像(バックで踊るのはイーグルス!)が流れたりと、この番組“オレ受け”を狙いすぎてるんだよなぁ。一応断っておくけど、イーグルスとは、“シゲ”とか、“キノッピー”がいた方だからね。グレン・フライドン・ヘンリーが少年隊のバックで踊るワケないでしょ。想像したら気持ワルくなってきた。

「Can't Take My Eyes Off Of You」って、昔からジャニーズの“定番”で、郷ひろみフォーリーブスのジョイントライブとかにも入ってたし、KinKi Kidsもドームで歌ってたっけ。しかし、やはりこれはフランキー・ヴァリのオリジナルに勝るモノはないでしょう。フォーシーズンズ、フランキー・ヴァリに関しては、“権威”がいらっしゃるので深くは言及しないけど。こういった“時の試練に耐えた名曲”が、その時代毎にアレンジを変えつつも歌い継がれていくのは、とても素晴らしいこと。

この曲に30年前から目を付けて、ずーっと子供達に歌わせ続けてきた“ジャニー喜多川”って人のセンスこそ、もっと評価されるべきだと思うんだけどねぇ。


●11月3日(水)

寝ぼけまなこでスイッチを入れたテレビに映し出されたのは、フジテレビの「とくダネ!」。

なにやら、DA PUMP辺土名一茶の家族構成について紹介してるみたいだが。なんと!、一茶の姉が、アノ、里中茶美なんだって!。これって有名な話だったの?知らなかったのボクだけ?すっかり目が覚めちゃいましたよ。“里中茶美ってダレ?”という人の為にちょっと説明しとくけど、“80年代最後の沖縄のスター”とか、“5年早かった安室奈美恵”と、一部(ボクだけ)で呼ばれてる、アノ、里中茶美である。松本隆作詞による「ティーンエイジ・セレナーデ」で華々しくデビューしたにも関わらず、志し半ばで沖縄に帰っていった、アノ、里中茶美(しつこい)。ちなみにファーストアルバム『Cotton Candy』も全曲松本隆の作詞・プロデュースでした。松本フリークには当然お馴染みですね。里中茶美がでてきたついでに、“松本隆がデビューを手掛けた、80年代B級アイドル御三家”と、勝手にボクが名付けたあとの二人、高橋美枝姫乃樹リカの消息が気になるところ。それぞれデビュー曲が、「ひとりぼっちは嫌い」、「硝子のキッス」と、タイトルだけで松本隆とわかる嬉しい逸品(「ティーンエイジ・セレナーデ」しかり)。3曲とも、“超”が付くほどの名曲なんだけど、12月に発売される『風街図鑑』には残念ながら収録されません。こうなったら、『裏風街図鑑』を自分で編集するしかありませんね。「硝子のキッス」は、サビの頭が、昨日触れた「Can't Take My Eyes Off You」を彷彿とさせるモノがあって、フォーシーズンズフリークも要チェック。

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遂に本日“嵐”がデビューしましたよ、皆さん。ボクはデビューイベント「“嵐”大集合」のチケットを持っていたにも関わらず、パスしました。そのかわり、“入魂のデビュー曲レビュー”を書いたので、よかったらどーぞ(削除済み)。


●11月4日(木)

“Dig It Soul Soul?”。

もう、頭ん中これがグルグル回っておりますよ。昨日「A・RA・SHI」の100回リピート再生をしたもんだから。代々木のイベントには8万人が集まったとかで、幸先のいいスタートですな。それにしても里中茶美であるよ。彼女のCDが“家庭内行方不明”で見つからんのです。日頃からちゃんと整理しとかないから聴きたい時に見つからない、というのは十分承知です。「魔法のビート」早く聴きて~。

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「Cami」のCMにでてくる、“ダンシングベイビー”のグロさ加減に対する免疫ができた頃、今度は「JAバンク」である。見た?あの“立ち上がる乳児”。共演してる原田知世のさめた笑顔も意味深で技アリ。“実写版”だけに、あの子の将来も気になるところ。“乳児”といえば、知り合いに、元“乳児モデル”がいるんだけど、さすがに元モデルだけあって、めちゃカワイイっすよ。子持ちだけど。ボクの“乳児時代”なんて、自分でも写真見るのがイヤになるほど妖気入ってます。全然面影ナシ(自他共に認めるところ)。

アナタは自分の乳児時代の写真を、人に見せられますか?


●11月5日(金)

夜道でボクの前を歩いていた女性が、後ろを振り返ったと思ったら猛ダッシュを始めた。こーゆーのショックなんだよね、男としては。それも、薄暗い路地とかじゃなくて、駅前のわりと大きい通りで。電車内でちょっとカバンがぶつかっただけで、痴漢を見るような目でガンを飛ばしてくる女に対しても然り。概ねそのような女性は、外見的に“絶対痴漢に遭わなそうなタイプ”だったりしますが。

そんなこんなで家に着いたら、金曜夜恒例のMステチェック。あこがれのYUKI(ジュディ・マリ)の前で歌うヒスブルのタマちゃんの心境は如何に?曲が終わった直後、たまたまカメラにぬかれたYUKIの笑顔に隠された本心とは?などと、いろいろ想像をかきたてられるシーンもあったワケだけど、久々登場の松田聖子の不安定なボーカルに、一抹の不安を感じずにはいられませんでした。曲は素晴らしいんだけどなぁ。それにしても、B52'sのケイトがこの番組に出演するなんて、誰が予想してた?

あなどれないでしょ、Mステ。


●11月6日(土)

ファンのくせにまだ一度も聴いたことなかった「宇多田ヒカルのトレビアン!ボヘミアン」を初めて耳にしました。“表現者としては天才的だけど、リスナーとしてはまだまだアオイな”と、16歳の女の子相手にエラソーな感想を持ちつつも、椎名林檎のモノマネには笑わせてもらいました。

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ソニーレコードが、BMGジャパン、ポニーキャニオンなどに続いて、演歌系歌手のリストラ計画を進めてるらしいが、我らが藤あや子はその対象から外れてるとのことで、ホッと胸をなでおろしていたところ、「やきそばUFO」のお湯切りに失敗して麺が全て下に落ちてしまい、“これで藤あや子とUFOでトントンだな”と、妙に納得してみたりしました。


●11月7日(日)

離婚した為に慰謝料の支払いでヒーヒーいってる友達を尻目に、カラオケで「A・RA・SHI」を歌ってきました。納得いかない出来だったから、帰り際にもう1回歌ってリベンジ。まぁそこそこ歌えたんで、今日のところは満足。

先週目をつけてた「カラオケビンゴ」の景品“真っ赤なウクレレ”が無くなっててショック。寝不足の中頑張ったのになぁ。


●11月8日(月)

明日、明後日に行なわれる松本隆さんのイベントは、9日の“パーティー”、10日の“ミーティング”、“パーティー”に、それぞれ参加できることになりました。この場を借りて、関係各位の皆さんに感謝致します。

そして今日は、“万が一”に備えて持参するCDをセレクト。アナログはかさばるから断念しました。十年近く手を触れてなかった“エイプリルフール”や、松本隆松武秀樹、入江純による幻のユニット“Akihabara Electric Circus”など、家のあちこちを掘り起こして発掘しましたよ。「微熱少年」の初版本は遂に見つからなかったけど、どこにしまっちゃったっけなぁ?ボクのアイドルの一人である松本さんと、もしかしたら“♪接近遭遇ぅ~”するかもしれないと思うと、今からこみ上げてくるものがあったりして。

会場でお会いするかもしれない皆さん、挙動不審な男がいても、“♪それはぼくぢゃないよ”。


●11月9日(火)

渋谷XPで行なわれた、松本隆さんの「風待パーティー」に参加してきました。

“はっぴぃえんど”の未発表音源(「ちぎれ雲」、「風を集めて」)、松田聖子の本邦初公開音源(「櫻の園」)などのお披露目なんかもあったりして、マニアにはタマラナイひとときでしたね。直接松本さんとお話できる機会があったから、積年の質問をぶつけてみたところ、あっさりと、“キミ、聖子ファン?”と見破られてしまいました。随分と長いこと話したような気がするけど、実際は2~3分のことだったかも。ちょっと緊張してしまったけど、めちゃフレンドリーな方でしたね。

明日はもっと、気の効いた質問を考えておかなくちゃね。


●11月10日(水)

渋谷ON AIR EASTにて、松本隆作詞活動30周年記念ライブ「風待ミーティング」。

松本さんにリスペクトを送るべく、次から次へとミュージシャンが登場して演奏していったワケだけど、ボク的には、11年ぶりにライブを見た青山陽一(当時はグランドファーザーズ)、年をとらない太田裕美の二人に、いろいろと思いを馳せておりました。出演者が多いから、細かく書いてると長くなるので印象に残った曲をざっと並べると、サニーデイ・サービス「それはぼくぢゃないよ」(大滝詠一)、ヒックスビル+スカパラホーンズ「ミッドナイトトレイン」(スリーディグリーズ)、青山陽一「シャドーボクサー」(原田真ニ)、鈴木茂砂の女」、太田裕美木綿のハンカチーフ」など。

そしていよいよトリは、松本さんのドラム(!)によるスーパーバンド!。細野晴臣鈴木茂の両氏と松本さんが同じステージに立っているという事実だけで、既に金縛り状態。松本さん、ちゃんとドラム叩けてましたよ。

ライブ終演後は、昨日に引き続いて渋谷XPでの“パーティー”に参加。ローリー(ex.すかんち)の突然の登場で、妙な盛り上がりを見せたこのパーティー、昨日よりも面白かったです。こんな時でもバリバリのメイクに派手な衣装と、手抜きをしない芸人魂が素敵です、ローリー!。

打ち上げを早めに切り上げて帰宅しようとしていた、松本、細野、鈴木の御三方から、『風街ろまん』のアナログ盤にサインを頂きました。すっかり舞い上がって、“ブライアンの時のオレ再び!”って感じでした。それにしても松本さん、マジでグッタリしてたなぁ。

お疲れ様でした&べりーべりーさんきゅーです。


●11月11日(木)

トライセラトップス「A Film About The Blues Tour」東京公演初日。“ゆりかもめ”に乗って行ってきましたよ、Zepp Tokyo

遂に念願の“生トラ”を目の当たりにして、感激もひとしお。たった3人しかステージにいないにも関わらず、めちゃパワーのあるサウンドで終始圧倒されっぱなし。和田クンは、ゴールドトップとレッドサンバーストのレスポールを交互に操り(2曲だけ、赤のES335TDを使用)、レスポール&マーシャルの、“芸術のようなディストーションサウンド”をボクらに届けてくれました。バンドとして一番アブラののってる時期だと思える今、彼らを体験できたことはホントにラッキーです。

それにしても、2日続けての“オールスタンディングライブ”は、足腰にきますなぁ。


●11月12日(金)

ライブ疲れがドッと押し寄せて筋肉痛です。なもんで、今日はおとなしくしてました。運動不足を痛感した次第です。ちょっと情けないっすね。チラッと書店に寄っていろいろとチェックしてたら、有線からサンタナの「哀愁のヨーロッパ」が流れてきて、更に疲労が倍増した感じ。疲れている時にこの曲聴くのは、あまり精神衛生上よくないみたいです。そのサンタナの新作、『Supernatural』が3週連続ビルボードで1位だとかで、これはいったいどーしたことかと頭を悩ませ、よけいに疲れてしまいました。

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ブライアン・ウィルソンの再来日が、来年の3月にほぼ内定という情報が飛び交ってます。ツアーメンバーから流れた情報ということで、信憑性は高いカモ。「Please Let Me Wonder」を生で聴ける日は近いのか?


●11月13日(土)

松田聖子が復活を遂げたこの時期に、皮肉にも中森明菜が所属事務所から解雇され、レコード会社も契約解除に踏み切るとか。80年代を華麗に彩ったこの二人の現在は、明暗クッキリといったところか。解雇理由のひとつに“素行不良”というのがあって笑ったが、自分に当てはめてみると、決して笑えなかったりするのが頭の痛いところ。

先日、嵐のCDを購入した際、“只今、大型ポスタープレゼント”と書かれていて、“それ受け取るのハズカシイかも”とか、“いやぁ、妹がファンでねぇ”と言い訳しようとか、いろいろ考えていたにも関わらず、レジの店員はポスターをくれなかったのである。小心者のボクが、“ポスター貰えますか?”なんて言いだせるハズもなく、そのまま店を出ました。別に欲しかったワケじゃないけど、“客を見て判断された”というのが納得いかないっすね。

「レ○フ○ン」(渋谷BEAM店)の○○クン、キミもその態度改めないと、素行不良で解雇されるかもよ?


●11月14日(日)

レコード屋まわりをしてて、“こんなモノまでCD化されたの!”と驚くことがしばしばあるけど、最近一番インパクトがあったのが“スターボー”である。

“宇宙から来た3人組み”という設定だったけど、昼間はナゼか堀越学園の制服に身を包み、中野坂上まで通っていた彼女達。その“スターボー”が残した唯一のアルバムは、細野晴臣全面協力のもと作成された、“テクノ歌謡”の名盤としてマニアの間では語り草となっておりました。そのアルバムが先日メデタクCDで再発されたワケだけど、今更スターボーっていうのもねぇ、ということで見送ってしまいましたが。彼女らはその後、すっかり“人間化”して、フリフリの衣装でキャンディーズみたいなことしてたっけ。

もうすぐ“世界征服”の任務を終える、聖飢魔Ⅱが、今後どのように“人間化”していくのか、注目していきたいですね。


●11月15日(月)

安生洋二前田日明を殴り、全治1週間の怪我を負わせるという衝撃的な事件が勃発し、少なからずボクの精神状態に影響を与えたのか、さっきテレビを見ながらウトウトしてたら、昔の彼女にパンチを食らってダウンするという、意味不明の夢を見て飛び起きてしまいました。

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フジテレビ某番組での“やらせ”発覚で、“みのもんた”までトバッチリを受けようとしている今、彼がこのイメージダウンをどう克服していくかは、今後の中森明菜にもおおいに参考になるハズ。そーいえば、彼女のオフィシャルサイトは、解雇通告をした直後にしっかりと削除されてたね。当たり前だけど。この敏速な対応にも、彼女に対する“思い”が現れてるような気がするんだけど、どーでしょう?



●11月16日(火)

急に寒くなってきて、ただでさえ体調を崩しやすいっていうのに、朝飲んだ牛乳のせいで、一日中腹痛に悩まされておりました。ちなみに賞味期限は11月19日。これと、期限が11月21日のモノを1対1でミックスすれば、賞味期限11月20日の鮮度になるのか?なんて悩んでいたらとんでもないニュースが!

最近、持田香織に似てきたと評判?のアノお方が、近所の「足つぼマッサージ」に出没してるらしい、とのタレコミが!マジかい?マニア達よ、これからは“足つぼマッサージ師”がオイシイ職業かもよ?と、フェチ野郎丸出しになってしまいました。いけませんね、こんなことじゃ。しかし、『First Love』のアナログ盤に彼女からサインを貰えたりしたら、“サインフェチ”のボクとしても、思い残すことの無い一年なんだがねぇ。


●11月17日(水)

めちゃかわいいコンビニ店員が、お釣りを渡す時に両手でボクの手を握りました。こんなささいな出来事で、いい気になってるボクをお許しください。

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コンビニといえば、「ファミリーマート」の制服が来年から変るとか。それが、とても恥かしいデザインらしくて、年内で退職希望のバイト君が続出とのウワサ。これは元旦早々見に行くしかないでしょう。ボクが制服でコンビニを選ぶとすれば、ローソンですかね。ちょっとビーチ・ボーイズっぽいじゃん?すっご~くムリがあるけど、縦縞のブルーストライプだし。アレ着てローソンでバイトしたいっすね。しかし年齢的に今更バイトはムリなようで....。“年齢制限”ってヤツは、ほんと厳しい現実を突き付けてくれるよな。ボクはもう、プロボウラーにもなれないし、ジャニーズ事務所への応募資格もないのです。何を目標に生きていけばいいのでしょう?その答えを探しに、明日もまたカワイイ店員のいるコンビニへと向かうのでした。つづく(カモ)。


●11月18日(木)

ニューシングルの「Be Honest」を、ヨロヨロしながらウツロな表情で歌う華原朋美を見ていて、“最近、こーゆー目つきに見覚えあるなぁ”と思ったら、「ライフスペース」の面々のことでした。でも、あまりこの話題には触れない方がいいかもね。宗教がかってるし。

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“触れない方がいい”話題のひとつに、“恥かしい過去”というものがある。今では、まぁそこそこ“女優”としてのステータスを確立したかも?といえる人が、鉄仮面かぶってヨーヨー振りまわして土佐弁喋ってたなんて、そんなこと今頃蒸し返さなくてもいいのにねぇ、ナンノちゃん。ところで、「話しかけたかった」は、ボクのオールタイムフェイヴァリットソングなのです。今でもこれをカラオケで女の子に歌われると、コロッといっちゃうんだな。

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アクセスカウント20,000突破。


●11月19日(金)

保険屋のオバチャンから、“深キョンステッカー”をせしめて、イイ気分のままレコード屋まわりをしていたところ、“不慮の事故”の為、携帯に呼び出しが入る。世の中上手くいかないもんですな。僅かな時間で購入したのは、椎名林檎のビデオクリップ集『性的ヒーリングー其ノ壱ー』と、元プリンスこと“The Artist”の新作『RAVE un2 the Joy fantastic』。

メジャーレーベルに復活した“元プリ”の新譜は、彼の一番わかり易い部分が素直に表現されたと言える、初心者にも安心してオススメできる“プリンス印”満載の一枚。シェリル・クロウパブリック・エナミーチャックD等の豪華ゲスト陣の参加も話題。

現在ボクの中で大ブレイク中(一般的にもね)の林檎さんのビデオ、これゼ~ッタイおすすめですな。過去シングルで発売された4曲+別バージョン1曲の5曲入りなんだけど、驚いたことに、オーディオトラックがCDとは別テイクなのよ!それだけでもファンは買う価値があるってものでしょ。“ナースルックでキック”をきめる姿もナイス。カッコよすぎだぜ彼女。

“不慮の事故”の後始末を無事に終え、豪飲してから帰宅。フラフラ状態で林檎さん見てたら、すっごーくイイ気持ちになれましたよ。

試してみない?


●11月20日(土)

あるOLが発行している、日常の出来事を綴ったメルマガを以前から購読してるんだけど、その作者へのインタビューが某雑誌に掲載されているということで、早速チェック。本人がそのメルマガ上で、“顔がまんまるなぶさいくちゃん”と語っていたけど、全くそのとーりでした。見たところ、70kgはありそうな感じ。ナゼ今になって“顔出し”したのか?勇気あるなこの人。購読者激減は必至でしょうな。

その某雑誌によると、“これからはメルマガがくる!”んだと。ホームページと違って、HTMLなんてものを覚える必要もないし、ビジュアルセンスも問われない、“文章だけで勝負”するこのメディアは、誰でもできそうだけど、クオリティを維持しつつ発行し続けるのはホームページ以上に困難だと思うけどね。先月からその困難に敢えて挑戦してるのは、自分に対する戒めを含んでいたりします。


●11月21日(日)

ここんとこ、“ゆりかもめ”づいてるけど、今日は有明コロシアムにて『PRIDE.8』観戦。会場で“田代まさし”とすれ違う、なんてことはいつものことだが、珍しく、ダウンタウンの松本、ナインティナインの岡村、なんて顔もいましたね。

そんなことはどーでもいい、“グレイシー神話”が崩壊したのだよ今夜!こんな歴史的瞬間に立ち会えたのは、一生の宝。7月のブライアン以来、今年2度目の号泣。桜庭(“あつこ”じゃないよ)、アナタは素晴らしすぎる!。アームロックが決ってホイラーが耐えてる間、ボクは興奮のあまり失神して崩れ落ちそうになっちゃたよ(実話)。あと30秒あのシ-ンが続いてたら、ホイラーより先にボクがドクターストップくらってたな。いまだ興奮ぎみで、今夜は寝れるかどーか。

帰りに、ゲーリー・グッドリッチがいたから握手してもらったんだけど、指の骨が折れるかと思った。あれでも手加減してるんだろーけどね。先週握手してもらった、松本隆さんの100倍くらいの握力だったかも。格闘家と作詞家の握力比べるヤツがどこにいる!

ここにいます。


●11月22日(月)

元プリンス”の新作『RAVE un2 the Joy fantastic』に収録されている、「The Greatest Romance Ever Sold」の出だしが、五十嵐浩晃(懐かしや)の「ペガサスの朝」のサビと、メロディーが全く一緒なんであるが、まぁ間違いなくこれは偶然の一致でしょう。こんなこともあるわな。しかし、五十嵐浩晃は、殿下の20年先をいってたってことか?まさか。

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杏子(ex.バービーボーイズ)のニューシングル「ジェラシー」が、アイビーズの「メイビートゥモロウ」に限りなく近いけど、こちらは30年あとをいってることになりますかね。「メイビートゥモロウ」と言えば過去にも、チューリップの「夏色のおもいで」のネタに使われてたりするけど、“元が良ければ全て良し”ということが、この3曲によって証明されているハズ(たぶん)。チューリップも杏子も、“オリジナル”に対する愛情というものが感じられて好感がもてますね。こーゆーのは、某失楽園Jrがやってるパクリとは、全く別な次元なんだよな。


●11月23日(火)

東京国際フォーラムにて『ELVIS The Concert』。

もちろん、エルビス・プレスリーは既に亡くなっているわけだから、本人が登場するハズありません。ジェームス・バートンを中心とした、当時のバンドメンバーによる生演奏と、テープによるエルビスのボーカル+映像が見事にシンクロして、ライブを擬似体験できるというもの。正直言って、見る前はあまり期待してなかったけど、これがト~ンデモナイくらい素晴らしい!。1曲目の「シー・シー・ライダー」から、すでに号泣ですよ。感覚的には、“エルビスのライブを見た!”と言っていいんじゃないか?と断言できるくらい。タイムマシーンに乗ったかような、不思議かつ感動的な2時間。今までに見た全てのライブの中でも、“感動度”で言うと、トップ3に入る内容でした(あとの2つは、ブライアン・ウィルソントッド・ラングレン)。終演後、あまりに目が腫れてしまったのがカッコわるくて、面と向かって人と話せなかったくらい。


●11月24日(水)

昨日の『ELVIS The Concert』だけど。夜眠る前に思い出してみても、アレは幻を見てたんじゃないか?と思える不思議な一夜だったんだが、それは開演前に間近で目撃した、鈴木その子の存在と同じくらい“摩訶WHO SEE議”(by The Good-Bye)なものでした。一日経って冷静に考えてみても、夢の中の出来事のような....。

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夢と言えば、最近“辛い内容”の夢をよく見るんだが。“アノ人には悪いことしたなぁ”という人達が、連夜日替りで登場してくるのですよ。なもんで、すぐ目が覚めるから睡眠不足の毎日。精神的にヤバイ状態かもね。


●11月25日(木)

ハッピーバースデイ林檎さん。つーことで、椎名林檎@21歳ナリ。もっともっとアヤシさが増すことを祈るばかりです。

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“アヤシい”といえば、“カラオケ採点マシーン”。アレ、正式名称なんて言うんだか知らないけど、テキトーな点数ばっかりつけやがるよな。Hikkiが「First Love」歌ったら、“60点”だったって言ってたけど。ちなみに、某知人(クリスマス前に彼女と破局目前)は、20回連続“62点”を取ったという、どーでもいい記録を持ってたりします。あれで高得点を取るコツは、ビブラートをつけず感情を込めないで歌い、開始から1分くらいで“演奏停止ボタン”を押す、ということらしいけどね。今日の豆知識でした。


●11月26日(金)

コンピューターゲームの類は殆どやらないボクが、唯一やってるのが“ドラクエシリーズ”。ソフトはこれしか持ってません。なもんで、ハードも“旧ファミコン”と、“スーファミ”のみ。次回作の“Ⅶ”の為に、“そろそろプレステ買わなきゃなぁ”と思ってた矢先の発売延期。正直言って、ホッとしてます。ただでさえ忙しい年末・年始にアレが発売されたら、寝る時間が無くなって“いけないモノ”に手を出しかねないし(本気にしないでね)。

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その“いけないモノ”に手を出してしまったマッキーの初公判が開かれたけど、ムード的に、復帰はそんなに遠いハナシじゃなさそうだね。しかし復帰したらしたで、“芸能界のぬるま湯体質”を批判する、“自称:文化人コメンテイター”達が、ワイドショーで雄弁を振るうことになります。この時ばかりと、世の正義を背負ったかのような彼らの態度は、ちょっとハナについたりしますがね。そんな時に、場の空気を読めずに寒いギャグを連発してくれるデーブ・スペクター氏の発言は、一服の清涼剤と言えるでしょう(ホントかよ!)。


●11月27日(土)

渋谷公会堂にてイングヴェイ・マルムスティーンLIVE。

ヘヴィ・メタルの様式美を正しく継承しているかの如く、スモークの中から紫のスポットライトを浴びて彼がその勇姿を現した瞬間、妙に懐かしい思いが胸を覆いました。マシンガンのようにギターを弾きまくり、観客を黙らせてしまうには十分の威圧感。あの会場の中で、一番気持ちいい思いをしていたのは、間違いなくステージ上のイングヴェイ本人だったことでしょう。

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風邪ぎみなのに、無理な豪飲。隣の席には、とってつけたように女性二人組みが座る。体調が良ければGOなんだけどね。今日はおとなしくしてました。


●11月28日(日)

過労、寝不足、風邪の三重苦で、死んだように静養していた日曜日、ビッグニュースが舞い込んできました。オアシスの再来日決定!これを聞いて、多少は元気がでました。しかし、彼らの人気の度合いからいって、どの会場もキャパが小さすぎるということもあって、チケット入手は困難を極めるでしょう。前回来日の時は、武道館3Daysが2分で完売でしたが.....。関東は横浜アリーナが4日間だけとのこと。

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携帯をバッグに入れておいて、揺れた時に勝手にボタンが押されて、知らないうちにメモリダイヤルに登録されている人に発信していたらしく、ちょっと気まずいです。50音順で表示される都合上、“ア”で始まる人なんだけど、女の子なんだよね。やべーよ、“ア*ちゃん”。


●11月29日(月)

この人が武道館のステージに立つのを見るのは何回目だろう?今や、J-POP軍団とセールスを張り合うほど一般的な存在になった、エリック・クラプトンチョーキング一発で観客を魅了できる存在感は健在で、過去の来日コンサートの中でも、“弾きまくり度”から言うと、群を抜いてる印象を受けましたね。セカンドギタリストのアンディ・フェアウェザ・ロウ(ex.エ-メンコーナー)がボーカルをとるナンバー「Gin House」で席を立つような人には、二度と会場へは来て欲しくないといった感想もあったりしますが、良くも悪くも完成された“ロック・ショー”でした。

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帰宅途中、近所の焼肉屋から“ウド鈴木”が出てくるのを目撃して、“今日、クラプトンとウドを見たのは、地球上でオレぐらいかな”と、ミョウな満足感を感じつつ家路に着きましたとさ。


●11月30日(火)

先日BS-2で放送された松本隆さんの特番をようやくチェック。

ON AIR EASTでのLIVE映像は勿論、スタジオで収録されたシーンも見所満載で、アグネス・チャンのバックで演奏する、下山淳、井上富雄の、“元ルースターズ”コンビ、田口クンのいない再結成C-C-B、本邦初公開の“松本隆松田聖子のツーショット”など、マニアならずとも見ていて楽しいプログラムでした。「風待パーティー」の時も感じたけど、松本さんて太田裕美のこと、カワイくてしょーがないんだろうなぁ、っていうのがよくわかるね。松田聖子に対しては、アーティスティックに対等な立場をとってるという感じがするけど。しかし、聖子作品を分析していくと、太田作品の中にヒントが埋もれていたりするんだよね、これが。“小麦色のマーメイドVS赤いハイヒール”しかり。

そんなこんなで見終わってみて、一番衝撃的な映像だったのは、ダンプ松本と見分けがつかなくなったC-C-B笠浩二や、関口誠の“むくみ具合”だったりしますが.....。