休むも相場

日経平均株価

先週の株式相場は、急落→急騰→急落、と、見てるだけでクラクラしてきそうなチャートアクションを描きましたが、5月10日の日経平均株価(右の画像でいえば後ろから5番目の大陰線)なんて、一日で500円以上も下げてしまい、数百万の損失を出した個人投資家も続出した模様。ボクは○○万程度の損で済みましたが。

“○○万程度”なんて書き方したけど、株やってると、金銭感覚がマヒしちゃうんだよね。ただし、それは取引上だけの話し。パソコンやケータイの画面上で数字を叩いてるだけだと、実際に大金を動かしてる、って実感が無くなってくるというか。そのかわり、株始めてから実生活での浪費が減った気がする。それはまぁ、良かったことなんだろうけど。

それにしても5月10日の急落時は、さすがにもう、逆に清々しい気分になってましたね。500円も下がる瞬間を目撃したのは初めてだったんだけど、冗談じゃなくて、株始めてからの出来事が走馬灯のように、目の前でグルグル回ってたもんなぁ。

以前、“今、株やらないのは勿体無い”なんてこと書いたけど、しばらくは様子見したほうがいいかもね。とりあえず、地合が良くなった時にすぐ出陣できるように口座だけ開設しておいて、「野村のバーチャル株式投資倶楽部」で売買の練習をしながら、上昇トレンドに転換するのを待つのが良いかと。

株中毒になると、常に売買してないと落ち着かなくなってしまい、つい、地合の悪い状況でも取引して損をしてしまう、というパターンの人が多いみたいで、ボクも既にそんなダメ投資家の仲間入り間近。シロートは、上げ相場の時だけ参加して、あとは休んでいるのが無難なようですね。

「休むも相場」とは、よく言ったもんです。