「EXILE HIROは田邊昭知の人生をトレースしている」説 

田邊昭知


EXILE HIRO

  • グループでデビュー(ZOO→EXILE
  • 脱退してマネージメントに専念(LDH
  • 中目黒に本社建設
  • 女優と結婚(上戸彩

(順不同)


ZOOは田辺エージェンシー所属だったから、HIROはその時期に田邊さんから多くのことを学んだんだろうね。地元の友達から「オレの家の前の駐車場をZOOのメンバーが使ってる」と聞いたのはその頃か。

それにしても田辺エージェンシー本社の目の前にどでかいLDHビルが建った時は驚きましたね。恩師の会社の目の前にアレを建てるとはなぁ。恩師の社屋を見下ろして飲むレモンサワーはさぞかし旨かったことだろう(妄想です)。

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田辺エージェンシーの現在の社屋は2代目で、初代の社屋は屋上がドーム状になってて、なんだかSFチックな外観だったこともあり、かなり周囲から浮いてましたね。あれが建った時は近所がざわつきましたよ。

だからというワケでもないだろうけど、老朽化と言えるほど長い年月が経ってもいないのに、現在の社屋に建て替えてしまいました。

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LDHの社屋があるところは元々コインパーキングで、その前は「東山Daizen」という居酒屋がありました。

東山Daizenはお気に入りのお店だったのに短命で閉店してしまいガックリ。あの後どんなお店が入るのかな?と思ってたら、建物ごと取り壊してしまい更地になった時は愕然としました。

さらに遡った昭和の時代、あそこには超絶ボロいアパートがあって、「こんなところに住むようになったら人間終わりだよな」と子供心に思ったものでしたが、その数十年後、あの場所に日本のエンタメ界を牽引する芸能プロダクションのビルが建つことになろうとは、世の中わからないものです。

小1の時、あのボロアパートにクラスメイトの女の子が住んでて散々からかったけど、随分と酷いことを言ってしまったな、と大いに反省してます。

LDHビル裏の路地を通る時、タレントの出入りと重なると、トランシーバーを持ったスタッフが「通行人通ります」とか連絡してて、やたら警戒される。別に出待ちしてるわけじゃないのに。やはり根っからの「出待ち顔」なのだろうか。

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田辺エージェンシーの前の山手通りを渡ったところのコンビニがある場所(LDHビルの隣)には以前「アートコーヒー」の喫茶店があったのは有名だが*1、さらにその前はアートコーヒーの工場があったんですよね。

現在の姿からは、あんなところにコーヒー工場があったなんて想像できないと思うけど、逆に僕などはアートコーヒーが工場から喫茶店に替わった時は度肝を抜いたもんです。小学生の頃あの工場を見学した記憶が薄っすらあるけどほとんど覚えてない。

アートコーヒー沿いの野沢通り*2の信号の無いところを横断中に車に跳ねられて亡くなる人がよくいて、ガードレールに添えられた花を登下校中に見つけては「また人が死んだのか」とぞっとしてた子供時代。いつの間にか事故が起こらなくなったのは何故だろう?特に対策を施したわけでもないのに。僕が知ってるだけでもあそこで3人亡くなってますね。

茶店時代のアートコーヒーは場所柄芸能関係者の打ち合わせに頻繁に利用されてて、秋元康氏と何度か遭遇したこともありました。

そう言えば高井麻巳子って田辺エージェンシー所属だったよね。

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田辺エージェンシーの前を通る時は「田邊さんが出てきてバッタリ会ったらどうしよう」といつもドキドキする。もう何千回もあの前を通ってるけど、それは今でも変わらない。そして頭の中をribbonの「KING OF AOBADAI」がグルグル回りだすのもいつものこと。

僕は「KING OF AOBADAI」を「田辺エージェンシー社歌」と勝手に呼んでいる。

*1:タクシーで帰宅する時、運転手に「アートコーヒーがある青葉台の交差点まで」と言えば一発で通じた。

*2:古くからこの辺りに住む地元住民はこの通りを「オリンピック道路」と呼ぶ。由来は1940年に開催予定だったが戦争で中止になってしまった幻の東京オリンピック開催に向けて整備された道路だから、と子供の頃に祖父から伝え聞いた覚えがある。