キャーッ!!(おっかけ立志編)

kzroom01.It's only a ENTERTAINMENT / Instrumental(作・編曲:野口久和)
02.サウンドムービー
03.おっかけ天国! / ココとタクヤ(作詞:村田順子、作・編曲:野村義男
04.サウンドムービー
05.ぼくらは少年天狗隊 / シュガー・B(作詞:村田順子、作・編曲:野口久和)
06.サウンドムービー
07.ガラスのSTARLIGHTハリケーン / ココとタクヤ(作詞:村田順子、作・編曲:野口久和)
08.前途洋々Butter P-Boy / マロニーズ(作詞:村田順子、作・編曲:野村義男
09.モザイクの騎士 / シュガー・B(作詞:村田順子、作・編曲:野村義男
10.Angelがいっぱい / シュガー・B(作詞:村田順子、作・編曲:野口久和)

1991年5月24日発売 TOCT6152

村田順子さんによるコミック「キャーッ!!」のサウンドイメージアルバム。アイドルのおっかけをやってるファンの生態を描いた漫画に登場する架空のグループ“シュガー・B”や、その他の登場人物が歌ってる、という設定。

このアルバムの存在を知ったのはわりと最近で、グッバイファンとしてはお恥ずかしい限り。というのも、グッバイのメンバーやグッバイと所縁のある人が深く関わっているからである。

全ての演奏は、JABBAとマニファクチャーによるもの。メンバーは、野村義男(G)、野口久和(Key)、渡辺英樹(B)、衛藤浩一(Per)。“JABBA”こと野口久和さんは、グッバイのアレンジやサポートキーボーディストとして御馴染みの方。渡辺英樹さんは元C-C-Cのベーシストで、現在もよっちゃんとはかなりの頻度で行動を共にしている、ほとんど腐れ縁ともいえる関係。この面子を見ただけでも、グッバイファンは食指を動かされるでしょ?

漫画の主人公ともいえる“シュガー・B”名義で歌ってるのは、衛藤浩一、野口久和、渡辺ハジメ、の3名。基本的にユニゾンで歌ってるのだが、衛藤さんの声がやたら大きく聞こえますね。衛藤さんは上記のサウンドムービーに、“伽羅丸”役で声優としても出演してるので、浩ちゃんファンは要チェックですよ。

シュガー・Bの楽曲は光GENJIのパロディーになってて、「ぼくらは少年天狗隊」なんて「パラダイス銀河」そのものなんだけど、もうこれがよくできたパロディーでおかしくてしょうがない、というか。最近はかなりの頻度で聴いてますね。

このCDがリリースされた1991年に光GENJIは何を歌ってたかというと、

  • 1991/02/07発売「風の中の少年」
  • 1991/04/26発売「奇跡の女神」
  • 1991/08/30発売「WINNING RUN」
  • 1991/11/07発売「GROWING UP」

といったあたりなんだけど、タイトルを見てもさっぱりメロディーが思い出せない。僕的にはすっかり彼らに興味を失ってた時期、ということか。

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シュガー・Bは単独でミニアルバムもリリースしているので、併せて紹介しておきます。

『シュガー・B ボーカルセレクション』

01.僕の天使よ、願わくば・・・(作詞:村田順子、作・編曲:野村義男
02.ぼくらは少年天狗隊(作詞:村田順子、作・編曲:野口久和)
03.禁断のMidnight・Summer・Heat(作詞:村田順子、作・編曲:野口久和)
04.モザイクの騎士 / シュガー・B(作詞:村田順子、作・編曲:野村義男

1991年9月27日発売 TOCT6291

「僕の天使よ、願わくば・・・」は“京蔵”役の山口勝平さんのソロ。「ぼくらは少年天狗隊」、「モザイクの騎士」は前出のアルバムと同テイク。

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グッバイが活動停止した翌年にこんなCDが発売されてたなんて驚きだが、今聴くとそれなりに楽しめます。特に衛藤浩一ファンにとってはマストでしょう。