一日遅れの大阪レポ

SMiLE
全公演を終えて、東京に戻ってまいりました。まずは、昨晩書けなかった大阪公演のポイントから。

4分押しで場内暗転。物凄い歓声。間違いなく、今回の来日公演では最高の歓迎ムード。1曲目「Surfer Girl」の“♪We could ride the surf together〜”の部分が、これまでに聴いたことのない歌詞で歌われた。識者の見識求む*1。ブライアンの喉の調子がいまいちで、「Wendy」あたりはつらいものがあった。しかし、それが時として効果的に作用し、「Drive In」なんかは、ちょっとハスキー気味で逆にかっこよかったかも。「Good To My Baby」は名古屋に続いてカット。「Dance, Dance, Dance」の次は、喉の調子からいって、たぶん「You Are So Good To Me」だろうな、と思った矢先、“♪Do You Wanna〜”のコーラスが!。なんと今回初公開の「Hawaii」。「SMiLE TOUR」初期ではアコースティックセットで披露されてましたが、バンドによる演奏でした。「Forever」の次は「Good Timin'」だったので、「Soul Searchin'」が聴けたのは、初日のみ、ということになりますね。結局シガレットライタージョークは、全日程とも「Add Some Music To Your Day」の後でした。

「Surf's Up」の後の拍手がなかなか鳴り止まず、「I'm In Great Shape」を始めるまで、ちょっと時間が空きました。「Mrs. O'Leary's Cow」におけるブライアンの“アチチ!”は無し。ブラスセクションの“ホースプレイ”は、初日以外、全て行われました。ニックの“旗振り”はボクの位置からは確認できず。「Good Vibrations」が始まった瞬間、歓声が物凄くて、ブライアンが歌うのやめて“アリガート”連発。そういえば、“アウ〜”って、犬の鳴きまねみたいのも連発してましたね。

メンバー紹介時、ニックが“ブライアン・ウィルソン ニ アイニキテクレテ アリガトゴザイマス”と、日本語で挨拶。プロビンは青いヘルメットを被って登場。「Barbara Ann」のドラムは、名古屋に続いてジムが担当。

“Dedicate to Markus Sandlund”と言ってから歌い始めた「Love And Mercy」では、マネージャーのカイ・ケイボットさん(Ky Cabot)もコーラスで参加。そういえばメンバー紹介の時、マーカスの名前を言わなかったのは、大阪だけだったかも。

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全公演を観た感想は後ほど。とりあえず今は、忘れないうちにこれを書いときました。

*1:萩原健太氏のサイトによれば、“God shines down, His love and mercy On those in need tonight Because songs know where they're going Everywhere they go...”と歌われていたらしい。