この不快感は・・・

いとこの子(3歳)が初めて歌を歌えるようになり、“○○ちゃん、上手だねぇ〜”なんて褒められたりして、いとこの子(3歳)も上機嫌。実に平和ないい光景だ。

この場合、実際に“上手”とか“下手”とかいうことよりも、“○○ちゃんが歌を歌えるようになった”、ということがポイント。“ただそれだけ”でカワイイのである。親バカ心理みたなものか。

その数年後、○○ちゃんが幼稚園に通うような年齢になった頃、久しぶりに会った。そしたら、3歳当時と同じ歌を、また聴かされた。親戚連中のおじさんやおばさんは、相変わらず“○○ちゃん、上手だねぇ〜”と褒めてはいるが、実際には3歳の頃からたいして変わっていない。さすがにもう、“ただそれだけ”では、かわいくもなんともない。“3歳”という付加価値を失ってしまった時点で、いつまでも同じことをやっていても、“親バカ心理”を持ち合わせていない者にとっては、ただ鬱陶しいだけである。

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「うたばん」で初めて、ハロプロの某新ユニットを見た。

いつまでも調子に乗って親戚連中にのみウケている、“○○ちゃん”を思い出した...。