「ヒカルの5」(ネタバレ有り)

日本武道館宇多田ヒカルコンサート「ヒカルの5」(二日目)を観てきました(ネタバレ有り)。

ボクにとっては約3年半ぶり、6度目の“生ヒッキー”。相変わらずのキュート具合(死語)で、抱きしめたくなること数回。昨日の初日は数箇所でミスったらしいけど、今日は順調でしたね。アンコールまでは。そう、アンコール一曲目の「幸せになろう」で、歌詞を忘れて最初からやり直すという、観客的には“オイシイ”場面がありました。これがまたカワイイんだな。本人的には、相当悔しがってたけど。

今回のライブは極力MCを減らして曲を多く聴かせる、という方針のようで、MCらしいMCは、本編の途中とラスト曲(Automatic)の前、アンコールの頭、の3回程度でした。その僅かなMCで、“今日、初めてワタシのライブに来た人、どれくらいいる?”と訊いたら、9割方が手を挙げたのが意外でしたね。ということは、ファンとしては“薄め”の人が多かったのかな?

セットリストの方は、もう全てが大ヒット曲ばかりでさ。こんな有名な曲ばかりで1ステージ分のセットリストが組めるって、すげぇなぁ、と改めて思ったりして。そういった意味じゃ、来月発売される彼女のシングル集と対を成すステージだったのかもね。“UTADA”として全米デビューする前に、そのシングル集と今回の武道館5daysで、ひとまず“宇多田ヒカル”としての区切りをつけたかった、というか。

最後に、“また逢おうね〜”と言ってステージを降りた彼女。次に逢う時は、“UTADA”としてなのだろうか?