街頭キャッチと私

「探偵ファイル」に掲載されていた「オタク向けアクセサリー屋」の記事に、アールブリアンに関する注釈が載ってまして、“あれのことかな?”と、いろいろ思い出した。

ボクはいつも、渋谷のHMVからタワーレコードへ移動する時に、LOFTの前を通って公園通りに出るのだが、決まってそこで、“絵を見ていきませんか?”というオネエチャンに声を掛けられる。あまりにしつこいので、なるべく彼女達から距離をおいて通過するように心がけているのだが、ヤツらはハイエナのように追いかけてくるんだよね。だったら最初から別の道を通ればいいじゃん、と言われればそれまでだが、わざわざあそこで声を掛けられないと、渋谷へ行った気がしない、というくらい、“オレ的渋谷の名所”になってしまっているから困りもの。

というのは冗談だが、いい機会なので「絵画のキャッチセールス」について調べてたら、「SPA!」に掲載されていた販売員のインタビュー記事というのを見つけまして、そこに

20〜40代の趣味を持たない独身男性で、しかも実家住まいなら最高にオイシイ客さん。ほとんどがオタクっぽい人なの。ちょっとキモイけど、札束だと思えば我慢できちゃう(笑)

なんて書いてあった。ヲタだったバレてたのか。まいったなぁ。キモイか。それ一番傷付くなぁ。

以前はよく暇な時に、わざと街頭キャッチにひっかかって、お茶飲んで逃げる、なんてこと繰り返して遊んでいたが、久しぶりにからかってやろうかと。“キモイ”と言われちゃなぁ。

待ってろよ、公園通りの○○さん。