タワーレコード出店以前の輸入盤屋事情

kzroom

「( ´ⅴ`) ノアーイ!」(4/11付)~「逃げろや逃げろ!すべてのエルサレムから逃げろ!」(4/10付)と読み進めて思ったこと。

かつて渋谷にHMVタワレコも無かった頃、どこで輸入盤を買ってたかというと、東急プラザ横の246沿いにあった「ディスクロード」、道玄坂の「YAMAHA」、cisco 、西武B館地下にあった「ディスクポート」、といったあたりでした。

「ディスクポート」が「WAVE」の前身なのかどうだか知らないけど、「デパートのレコード売り場」としては非常に充実した品揃えで、UK盤も豊富にあって重宝したものでした。

あと、どういうワケか半年に一度くらいの割合で、「プライベート盤フェア」と称してブートレッグが堂々と売られていたのが、今でも謎ですね。あれは一体、何だったんだろう?。西武でブートだもんな。

「ディスクポート」と「WAVE」がどういう関係だか知らないけど、今では「LOFT」の4Fに追いやられてしまった「WAVE」へ行く度に、「ディスクポート」のことを思い出すのでした。

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m3さんが書かれてた“かつてのタワレコ”に関する記述は全く仰るとおりで、日本初の大型店が渋谷のジーンズメイト上にオープンした日、ワクワクしながら店内に入ったその瞬間、ツーンと鼻につくビニールの匂いと共に目に飛び込んできた“平積みされたレコード”という光景に、カルチャーショックを受けたのでした。

売れ筋商品を大量に売りさばく。レコードなんて、完全に消耗品扱い(間違ってないけど)。あの風景は、まさしく「セゾン文化圏」とはかけ離れたものだったと思う。

今でもボクは、タワレコHMVで同じ商品があった場合、HMVで購入することが多い。それはあの「タワレコ初体験」の日のトラウマなのかも。

続く。

※画像と本文は関係ありません